オーストラリアの料理はまずい?

スポンサーリンク

こんにちは、日本に一時帰国をするので計画、用意を始めたmaikoです。

最近、こんな話を聞きました。

「オーストラリアに来て全体的に食事がまずく、体重が8キロほど落ちた」と。。

そんなにまずいかな〜って今は不思議に思う私です。

確かに自分がオーストラリアに来た当時は、同じように思ってた気がしなくもない。

私の場合は10キロ太りましたが。www

話を戻して、じゃーなんでオーストラリアの料理はまずいと感じるのか?

日本人がオーストラリアの料理がまずいと感じるこれかな〜?と思う理由を考えてみました。

Alexas_Fotos / Pixabay

①現地の味に慣れていないのが原因?

その前にオーストラリアの料理って何??

これ私も日本の友達によく聞かれます。その度にティムタムと答えますw

ウソです。

オーストラリアはヨーロッパ諸国、アジアの国々からの移民が集まっている国であり、そのため食文化も多国籍です。なので一概にこれって答えれるものがなくて、いつも困ります。

シドニーのシティーだとアジア料理がとても多く、中国料理食、タイ料理、韓国料理など食べれるし、シティーを少し離れた場所ではイタリア料理、ギリシャ料理、インド料理などさまざまな国の料理が食べれます。それに並行して、オーストラリアは、肉類、海産物、野菜、果物、穀物などを国内で賄える自給率の高い恵まれた国で、オーストラリア人が作る料理もまた多様です。

オーストラリアのポピュラーな料理と言えば、

◉肉の種類が多いのが特徴で、バーベキューや、グレービソース、スパイス等を使ったロースト料理

◉ミートパイ、フィッシュ&チップス、ケバブ、サンドイッチのサブウェイなどのファーストフード

◉オーガニック、グルテンフリー、シュガーフリー、デイリーフリーなどのヘルシー料理

「オーストラリアのおすすめ料理」で検索をかけるとだいたい、上に書いたような料理が検索結果に上がるのではないでしょうか?だから、オーストラリアに来てまず食べていません?
日本に暮らしてると、そんなに食べないような料理ばかりですよね。もちろん、日本にも同じような食べ物はあります。しかし、それらは日本人が好むような味付けや、ドレッシングがあるから食べやすく美味しい感じるのです。
でも、もちろんですが、現地では日本人の為だけに調理されていないし、ソースもケチャップ、マスタード、バーベキューソースと味けのないものになってしまいます。また、日本人にはあまり馴染みのないスパイスが料理やお菓子にも使われていたりします。だから慣れない味をまずく感じるのかも。

②慣れ親しんだ日本人の味覚が原因かも?

基本の味覚には塩味、苦味、甘味、酸味があります。
そしてもう一つの味覚が’’うま味’’です

日本人と言えば和食。和食にはこのうま味がぎっしり入っています。

世界の料理人が注目するうま味(umami)の話

日本では古くから和食に、昆布だしが使われて来ました。この昆布だしの味の正体を明らかにする為に、研究を始めたのが日本人の旧東京国際大学の池田菊苗さんでした。池田さんは、昆布からグルタミン酸の取り出しに成功し、グルタミン酸は昆布に含まれるおいしさの主成分だと発見し『うま味』と名付けました。

これがきっかけとなり、1980年代になって、うま味は第5の味覚として世界的に認められるようになりました。そして今ではうま味という言葉は『umami』と外国でも呼ばれています。キッチンで働く機会があれば、シェフたちに言ってみてください。きっと伝わりますよ〜

このうま味を、何気なく毎日口にしている私たち日本人には、外国のご飯がどこか味気なく、旅行から帰って来るともろに、日本食が恋しくなったりしませんか?私はそうでした。

じゃー外国の料理には昆布だしのようなうま味を出す食材はないの??

 

あります。

 

例えば、アジアでは豆や穀類、魚介類を原料にした発酵食品(キムチ、納豆)や、発酵調味料はタイのナンプラ(フィッシュソース)、ベトナムのニョクマムのような魚醤類で魚や豆類、穀物などの原料を塩漬け、発酵させた調味料があります。

一方、ヨーロッパでは同じ発酵食品でも、牛乳や肉を原料としたチーズ、生ハム、そしてトマト、中でもドライトマトのうま味量がとても多い!!トマトを買い過ぎた時こそ、腐らす前にドライトマトに変換。

オーストラリアで有名なベジマイトはうま味そのものだと言われていて、オーストラリア人のキッチンには欠かせないものだそうです。

まとめ

オーストラリアの料理をまずく感じる原因として

  1. 現地の味に慣れていない
  2. 慣れ親しんだ日本人の味覚

が考えられるかなと思います。もっと原因があるかもしれないですが、だんだん、現地の料理の味や国の文化が分かって来ると、食べる場所も変わって来るし、味覚もどんどん変わって来るかなって思います。

それともう一点、オーストラリアの料理と一括りにするより、オーストラリアにある料理と言う表現の仕方の方がしっくり来るのは私だけでしょうか?

 













コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です